日記に見出しとマークを付けてデータベースとして活用しよう

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日記は、ライフログやネタ帳として活用しないともったいない

日記は、ライフログやネタ帳として活用しないともったいないの記事画像

自分に素直になるためのツールとして日記はとても効果的。日記を書くことで、無理なく自分と向き合い、セルフコーチングを行うことができます。

でもせっかく書いた日記ですから、そのまま眠らせてしまうのはもったいないですね。それなら、日記に見出しやマークを付けて読みやすくして、ライフログ(人生の記録)やブログなどのネタ帳として活用してみてはいかがでしょうか?

日記を読み返すことで、こんな使い方ができます。

日記の使い方1:自分自身の成長を振り返る

子どもの頃と違って、大人になってからの成長は目に見えにくいものです。それでも生きている限り、人は少しずつ変わり続けています。この目に見えない変化は、過去の日記を読み返すことではっきりとわかります。

さて。私の手元には、開くだけでも恥ずかしい、高校生の時に書いた日記があります。

自分の中では、高校生の時点で性格や考え方が固まってしまい、それ以降の人生ではたいして変化していないだろうという意識がありました。ところが日記を読み返してみると、「本当に自分が書いたのか??」と疑わしいほどカッコつけた私が登場するんです。変に背伸びしたような物の見方が青すぎる……。

この日記はあまりにも恥ずかしすぎて、読み返せません(笑)。それでも、2度と戻らない時間の記録を残しておいて良かったと思うのです。日記を書いていなければ、あの頃の「ええかっこしいな私」を忘れてしまったことでしょう。

日記を書き続けて、数年経った頃に読み返すとおもしろいですよ。ほんの数年前の日記でも、今の自分とは別の考え方や行動をしている自分が見つかるはずです。

日記の使い方2:人との関係を振り返る

新しい職場や学校に入る機会があれば、ぜひそのタイミングで日記を始めてみてください。ビジネスにおける成長の記録のみならず、人間関係の記録にもなります。

以前長年勤めた会社を辞めることになったとき、入社当時から日記をつけていなかったのを悔やみました。これまでよくしてくれた人たちと、いつ頃からどうやって親しくなったのか、まるで思い出せなかったからです。

長年ひとつの場所に留まっていると、人とのなれそめをいつの間にか忘れてしまいます。最初の頃は苦手だった人が、プライベートでも付き合える友人へと変化することもあるのに。これは一種の思い出の喪失と言えるかもしれません。

また、会話の中で出てきた、その人の好きな食べ物や趣味の話を書き留めておくと、後々役に立ちます。誕生日プレゼントを選ぶ際の参考にする、一緒に出かけるときに雑談のネタにするといった使い方ができます。

日記の使い方3:ブログのネタを見つける

ブログを書いていて、一番困るのがネタ切れです。日頃からコツコツとネタを書きためておけば、書く内容に困らなくなります。

日記を書いていると、「これって、ブログのネタに使えそう」と思える内容に当たることがあります。忘れないうちに、赤ペンでマークをつけておきましょう。友達との話、読んだ本の内容など、ちょっとした日常の中にブログに使えそうなネタが転がっています。

あとはネタに困ったときにパラパラと日記をめくって、マークが付いている記事を拾い出すだけ。ブログ以外にも仕事や趣味のネタ帳としても活用できます。

目的の記事を見つけやすいよう、見出しとマークを付ける

日記連載は見出しとマークでマーキングするの記事画像

読み返すときの手間を考えて、見出しの色を変える

黒一色で日記を書いてしまうと、あとで読み返すときに不便です。

「確か、去年の4月くらいだったはず」と勘でページをめくっていっても、黒一色の文字がズラっと並ぶ日記から目的の記事を見分けるのは、なかなか骨が折れます。頭から読んでいたら、1月分でもかなりの時間がかかることでしょう。

検索の手間を減らすために、各記事にはめんどうでも見出しを付けておきましょう。本文を黒で書くとすれば、見出しには青など目立つカラーを使うようにします(※赤はマークに使用するので外します)。

日記の見出しで索引を作ってキーワード検索する

出展は忘れてしまいましたが、日記をネタ帳として活用している作家の話を読んだことがあります。彼は見出しを抜き書きした索引を作成し、それを使って該当する記事を検索していました。

まめな人は、PCやスマホに索引を作って入れておくといいですね。見出しをキーワード検索できるので重宝します。日記をネタ帳として活用している人は、該当記事だけでも索引化しておきたいものです。

索引を使った活用を考えている方は、日記を書いた当日のうちに索引も更新しちゃいましょう。

1週間分まとめて入力するだけでも、めんどくさくてたまらなくなります。やっぱり、こういうのは初めの習慣づけが肝心ですね~。ずぼらな私は今でも1ページずつ日記をめくっています(笑)。

欲しい情報をすぐ見つけられるように赤ペンでマーク

ブログネタなど、後日別の場面で使えそうな記事には、見出しの前に赤ペンでマークを付けます。ネタごとに文字を決めて、その文字をぐるっと丸で囲います。

文字は1文字です。ブログネタであれば、Blogの頭文字をとって「B」、あるいはブログの「ブ」。仕事のアイデアであれば、Workの頭文字の「W」といった具合です。漢字を使ってもかまいませんが、ネタの数が多いとマーキングもめんどうです。できるだけ画数の少ない文字をおすすめします。

ネタを求めて日記を読み返すときは、見出しや本文に目を向けず、このマークだけ追っていきます。マークには一番目立つ赤を用いているため、数か月分の日記を見返すとしても、比較的短時間でネタ拾いができます。

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