自分の心を守りながら素直に生きる方法3.0について

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素直に生きている人は絶滅危惧種?

現代社会で、自分に素直に生きている人は少数派

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どうやら世間の人は、私が思う以上に”打算的”に生きているらしい。
初対面の場でも多少の計算をもって振る舞うのが当たり前のようだ。

そう気付いたのは最近のことです。

自分に素直に――ぶっちゃけた言い方をすれば――バカ正直に生きている私は少数派のようです。そういえば、今ドキの人ってあまり感情を表に出さないですね。

「なに考えているのかわからない」

若者に対してよく使われる言葉ですが、若くない人も同じだと思います。会社では、誰かに叩かれなくて、ひしっと仮面をかぶってる人も見かけます。なにを聞かれても無難に、「そうですねぇ」と返すばかり。決して自分の意見を言いません。

その気持ちはわかります。最近では、リアルでもネット社会でもちょっとしたことで叩かれやすくなりました。人と違う行動や考え方をして、叩かれて、集団からつま弾きにされないかとみんなビクビクしています。

素直な人間の存在を信じられない人もいる

こんな時代だからでしょうか。私のように素で振舞っている人間は、人によって不審に映るようです。

心になにも含まず接していただけなのに、「打算的」と言われてビックリした経験があります。素直な心で人に接すれば信じてもらえる――そう思い込んでいたけれど、通じないどころか、疑われることもあるのだと。

きっとこの人は、打算的な人に囲まれて生きてきたのだろうと思います。騙されないよう、自分も基本的に疑ってかかる――そうやって生きてきたのかもしれません。そんな彼に対して、周囲は本音を漏らさないよう気をつけていました。疑われて、叩かれるからです。なんだか悪循環になってる気がします。

私は嘘をつくのが下手です。人を攻撃するのが大好きな相手にすら、隠せばいい本音をポロリとこぼしてしまいます。結果は言うまでもありません。正直、バカを見てると思うときもあります。それでも、私は今日も素直に生きています。

自分に嘘をつくのは、叩かれることよりもつらい

嘘が社交辞令のお局社会

以前在籍していたテレオペの会社は、ほぼ100%女性だけのお局社会でした。リーダーである妙齢の女性のご機嫌伺いをしながらお仕事します。

まるで挨拶かと思うほど頻繁に口にしていたのが、「○○さんのおかげです」。リーダーがなにかぼやけば、即座に「大丈夫ですか??」と返します。どちらも少しオーバーリアクションを見せるのがコツです。

あなたのおかげです。
あなたを心配してますよ。
この2つを1日何度口にしたことでしょう?

本当だったら、心から心配したとき、心から感謝したときだけ伝えればいいのに。そんな単純なことができませんでした。職場の”慣習”に従わないと目を付けられるからです。

空っぽの言葉を吐き続けると、自分も空っぽになる

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こうして、中身がつまっていない空っぽの言葉を、私は毎日吐き続けていました。そのうち自分が自分でないような気がしてきました。

相手に空っぽの言葉を投げかけると、自分に向かって返ってくるんです。戻ってきた言葉で、自分が空っぽになっていく。こんなこと、気にしない人は気にしないと思います。でも私は気にしてしまう性質でした。そして我慢できなくなりました。

「もういいや。いち抜けた」

それからは、人に感謝したり、心配したりするのは、本当にそう感じるとき、必要なときだけにしました。

このテレオペ会社以外でも、女社会の職場はどこも似たようものでした。安っぽい言葉を挨拶に使わない私は、当然お局様の受けはあまり良くありませんでした。

それでも、素直に生きている清々しさがありました。神様に対してまっすぐ顔向けできるのだから上等じゃない、と。

素直な心を仮面で隠していると、それが当たり前になる

守りたいもののために人は仮面をかぶる

きっと今の時代、誰もが仮面をかぶって生きているのだと思います。自分のイメージ、立場を守るために嘘を使っている。「嘘は方便」とはよく言ったものです。

この考え方は理解できるし、現代社会を生き抜くためにある程度は必要だと思います。特に守りたいものがある人は、使えるものはなんでも使い倒さないとやっていけない切実さがあると思います。

仮面が顔に張り付いて、外れなくなっていませんか?

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仕事をするとき。誰かに会うとき。本音を隠すために人は仮面をかぶります。それから家に帰って、用済みになった仮面を外します。

仮面の着脱を器用にこなしている自信はありますか?

仮面をかぶるのが当たり前になってしまうと、いつしか着けているのを忘れてしまいます。メガネのCMでそんなのがありましたねぇ。

気がつけば、プライベートな時間でも仮面を被ったまま。自分自身や親しい人にさえ素直になれず、虚勢を張ってしまう、そんな経験はありませんか。

長い時間をかけて顔になじんできた仮面は、皮膚にぴったり張り付いてなかなか外れません。ある日「素直になりたい」と思っても、いきなり仮面を外すことはできないのです。

自分の心を守りながら素直に生きる方法を提案します

素直に生きたい人を応援します

「自分に嘘をつくのがつらいなら、勇気を出して素直に生きてみようよ」
それがこのサイトのコンセプトです。

素直に生きるって、簡単なようでいて、楽な道ではありません。それでも、

「こんな仮面は脱いでやる!」
これからは仮面を脱いで素直に生きたい人

いきなりは怖いから
「少しだけ、素直な自分を取り戻したい」
せめてプライベートの場では仮面を脱ぎたい人

このサイトは全力で応援します。

自分の心を全力で守りながら、素直に生きよう

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素直に生きようと決めた人へ、ひとつ注意点があります。

心を守っていた仮面を外せば、当然心の防御力は下がります。素直な心は物事を感じやすくなります。人生をより深く味わえる裏返しでもありますが、その分痛みがしみるようになります。

そこでこのサイトでは、素直な心を守る方法も紹介しています。なにもバカ正直に傷付く必要はありません。あなたの心は、結局のところあなた自身にしか守れないものです。それなら全力で守ってやってください。

不器用だけど、素直に生きてみたい人へ

素直に生きるって、心が傷付きやすくなるし、けっこう疲れるものです。はい。

私も何度も挫折しそうになった経験があります。自分に、人に対して誠実に生きてきて、確かに神様は誉めてくれるかもしれない。でも現実世界ではつらいだけ。

それでも自分の心に嘘をついていると、まるでロボットか人形になったような気がしてくるんです。だから、素直に生きるしかありませんでした。つまりは、不器用なんですね。

素直に生きることは誰の強制でもありません。つらかったら無理をせず、仮面をかぶりましょう。元々心を傷つけないために使うものですから。気に病む必要はありません、嘘もじゃんじゃん使いましょう。

それでもふと息苦しさを覚え、仮面をとって生きてみたいと思ったら、ぜひこのサイトをのぞいてみてください。心を守りながら素直に生きていくためのヒントが詰まっています。

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※2016.10.03:最近文章のコピーが急増しているため、追記しました
 2017.02.15:個人利用とは思えないコピーのされ方が続いているため、コピーブロック/IPアドレス記録機能を導入

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この記事を書いた人

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コメント一覧 (1件)

  • 救われました。ありがとうございます。私はまだ中学生ですが、仮面が取れなくなったせいで嘘が口から思ってもいないのに、でてきてしまい、友達に嘘をついているのが苦しくなりました。そんな自分が怖くなりました。嫌いになりました。そんな時に、このサイトを見つけました。本当に嬉しかったです。私も、少しずつでも素直になっていきたいと思えました。本当にありがとうございました。がんばります。

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