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絵が苦手な人でも下書きをしっかり作れば、絵を完成できるよ

time 2016/08/18

絵が苦手な人でも下書きをしっかり作れば、絵を完成できるよ

 いっぺんに描こうとするから描けなくなる

絵を描くことにかけては、子どもの頃からダメダメだった私。最近ではかろうじて、ラクガキではなく絵と判別してもらえるものを描けるように。前回の記事では、試行錯誤する中で気づいたコツを箇条書きにして紹介しました。

今回はその1つ目、「あえて鉛筆で下書きを描くべし」について詳しく見ていきましょう。

下書きをおろそかにすると、かえって遠回りになる

絵の完成には下書きこそ近道

ところで。絵を描こうとするとき、ちゃんと下書きは描いていますか? いきなり本書きして、そのまま色を着けようとはしていませんか?  また、PCやタブレットで描こうとしている人は、一度紙に下書きを描いてから取り込んでいますか?

絵の描き方についての本を1冊でも読んだことがある人は、「下書きなんて当たり前じゃん」と思われるかもしれません。

でも下書きってめんどうなんですよねぇ~。はじめはセオリー通りに下書きをして、それを転写なりPCに取り込むなりして本書きとやっていても、いつの間にか下書きをすっ飛ばすようになってしまった。あるいはめんどうくさくて、絵を描くこと自体が億劫になってしまった。そんな経験のある方、多いのでは。

下書きをしっかり作ること。それは一見遠回りに見えますが、絵の完成へとつながる一番の近道なのです。絵を描く最初の段階にしてハイライト、苦しい山場、それが下書きです。逆にいえば、下書きさえ完成させてしまえば、絵は半分完成したも同然。大変だけど、ここが一番のがんばり所なのです。

下書きがあれば、絵細部まで見通すことができる

小説を書くにも絵を描くにも、設計図は必要の記事画像

では、そもそもなぜ下書きが必要なのでしょうか? 

こんな話を書いている私も、実は下書きをしない人のひとりでした。PCにペンタブをつないで、下書きなしに、いきなり本描きをしようとしていました。正直絵は苦手だし、まぁあまり手間をかけたくないと思ったわけです。

でも、気付いたんです。絵の明確なイメージを持たずにいきなりPCに向かったところで、途中でつまってしまう。いくら描こうとしても完成まで行き着けないのです。仮に行き着けたとしても、それは見るからにへたっぴで、満足度のかけらもない落書きでした。

そういえば似たような話を、小説を書いていた頃に聞いたことがありました。いきなりPCで書き出そうとしても必ず行き詰まる。だから、物語の全体を見渡せる設計図を作ってから書き始めよ、と(小説の学校でも、”下書き”の段階をすっ飛ばす人が多かったのです)。

もしかして、絵も同じかもしれない。そう思ってクロッキー帳に絵のネタをいくつか描いてみたところ、しっかり時間をかければ満足のいくものができました。それからはまず鉛筆で下書きをして、それをPCに取り込んでトレースするようになりました。 

絵を描くという脳からの命令をダイレクトに芯先へと伝える

絵を描くという脳からの命令をダイレクトに芯先へと伝えるの記事画像

描けなくなったら、鉛筆1本という原点に戻る

それにしても、どうしてこんなからくりになっているのでしょう?

その答えらしきものは、今通っているデッサン教室の先生から得られました。レッスン中、こんなお話があったんです。

鉛筆以外の書きもの、例えばシャーペンは複数の部品で構成されている。これだと「描く」という命令が脳から下りてきて、芯先に伝わるまでに「雑音」が入ってしまう。その点、鉛筆は芯から軸まで1つのパーツになっている。命令がダイレクトに伝わるので描きやすい。だから私は絵が描けなくなると、鉛筆1本という原点に戻ってくる。

なるほど、と思いました。私が使っていたペンタブという道具は、ボードの上をなぞるとPCの画面上にも線が描かれるという代物。つまり、「この辺りをなぞると、狙った位置に線が描けるかな?」と多少頭をひねりながら使う機械なのです。このペンタブの仕組み自体が、私の感覚にとっては「雑音」だったのかもしれません。

デジタル機器が雑音になっている可能性も

私が使っている鉛筆は芯ホルダーと呼ばれる文具です。昔お絵描き教室に通っていて、挫折したときの遺品ですw 筒の中に鉛筆の芯を入れて、先端の金具で挟んで使います。鉛筆のようにシングルパーツではないにしろ、ペンタブに比べれば非常にシンプルな造りをしています。

参考までに、これが芯ホルダーです。水彩画や色鉛筆画の下書きによく使われています。鉛筆のように芯を削ることもできます (私が持っているのはもっとシンプルなプラスチック版ですが、現在は販売されていない様子)

PCやタブレットなどデジタル機器を使って絵を描いている人は、うまく描けないなと思ったら、ぜひ下書きだけアナログに戻してみてください。すでにアナログで描いている人も、しっくりこなければ筆記用具を見直してみてください。自分の感覚がスっと芯先に伝わる筆記具を見つけて描いてみれば、きっとなにかが変わってくると思います。

アナログによる下書きは時間こそかかりますが、そこは急がば回れ。自分には少しレベルが高いと思われる絵でも、丁寧に下書きから作れば必ず完成にたどり着きます。そして1作仕上げたという経験値が、絵のスキル向上とやりがいにつながっていくのです。

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スミカ

スミカ

子供の頃6年近くに及ぶイジメを経験。大人になってからはなぜか会社運が悪く、お局社会やクラッシャー上司にぶち当たり、トホホな人生を歩む。心の癒しは猫。人友より猫友が多いのがひそかな悩み。★お悩み相談はワオミーで受付中です→ [詳細]

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