ストレスに負けず自分らしく素直に生きる方法2.0

素直な人は友達ができにくいという宿命を背負っている

time 2016/05/13

素直な人は友達ができにくいという宿命を背負っている

素直な人のオープンさは奇異の目で見られることがある

素直な人のオープンさは奇異の目で見られることがあるの記事画像

素直な人の心は、いつでもナチュラルオープン

普通の人は、むやみに心の中にある考えをのぞかせません。見せるのはせいぜい、仲がよい友やと家族といった、ごく親しい間柄くらいでしょう。

一方。初対面の人にまで、あけっぴろげに心の中を見せてしまう――それが素直な人。

決して意図的にそうしているわけじゃありません。それにも関わらず、なぜか「あなたって、素直だよね」と言われます。初対面の相手だと緊張して、失礼なくらい他人行儀になっているんじゃないかと心配していたくらいなのに。

どうやら世の中の人々は、予想以上に警戒心を持って生きているようです。いや、物騒な世の中ですし、こっちだって気を付けてるつもりなんですけど……。どうも意思には関係なく、心がオープン状態になってしまうようなんです。

心を開くことは、人前での脱衣同様に大胆だと受けとられることがある

心を開くことは、服を脱ぐことと同様に大胆だと受けとられることがあるの記事画像

人より露出している人は、変態とまではいかなくても、奇異の目で見られます。これは外見だけではなく、心の開き具合についても同じらしいのです。

あまり親しくない同僚に対して、本音で語り、素の反応を見せると、明らかに「この人、怪しい」という視線を返されることがあります。

特に、おとなしそうな女子からは何度も警戒されたことがあります。それこそ、下心丸出しに近付いてきた男性をながめるのと同じ目で見られることも(私も女性だし、そっち系の趣味があるわけでもないのに)。ここまでくると、かなり哀しいものがあります。

これは個人的な推測なんですが。たいして親しくもない相手からナチュラルにフレンドリーな態度をとられると、人によっては、「いやぁー! 変質者が目の前で服を脱いでるー!」のと似たようなショックを受けるようです。

「え……。そこまで見せちゃうの……?」とドン引きされ、「変態! そばに寄らないで!」とびみょーな距離をおかれます。決して言葉には出してきませんが、「寄らないで」オーラをプンプン発散しているのでわかるんです。

そっかぁ。心を開くって、悪いことじゃないと思っていたけれど。ある意味大胆な行為だったんですね……。

素直な人の悲しみ。本音で付き合える友達ができにくい

知人としてはOK、友人としてはNGと線引きされる

理由その1:知人としてはOK、友人としてはNGと線引きされるの記事画像

素直な人の心は基本的にオープンです。けれども相手が”クローズ”だと、両者の間に温度差が生まれます。

友好を深めていく、一緒に仕事をしていく、その中で”先方もオープン”になっていけばいいのですが、これがなかなかうまくいかない。もう何年も一緒に仕事をしていて、なにを言わなくとも一緒に帰る仲になっている同僚でさえ、”仲間”の先の”友達”関係になれないのです。

その理由のひとつは、友達というプライベートな関係において、素直な人のオープンさがどうにも肌に合わないととられてしまうこと。「仕事仲間としてはいいけれど、友達としてはNG」とシビアに線引きされます。

こういう人、学生の頃から今まで何人もいました。異性相手なら無理もないかと思いますが……同性からこの扱いは、ほんと、へこみます。

気が合わない大多数に自分を合わせようとし、失敗する

理由その2:気が合わない大多数に自分を合わせようとし、失敗する

これは素直な人側の問題です。

あとで述べますが、つまるところ、素直な人と気が合う人は数年にひとりいるくらいの少数派です。残念ながら、世の中の圧倒的多数とは、”知人以上、友達未満”にしかなれません。

けれども淋しさに耐えかねて、馬が合わない人たちとでも無理に友達になろうとします。とりあえず、話しかけてみる、お昼を一緒に食べてみる、お茶してみる。でも、ちっともおもしろくない。

素直な人は、フィーリングにかけては勘がはたらく方です。「この人、私とは波長が合わない人だな」そう感じたとき、その直感はおおむね合っています。それでも、ひとりは嫌だからまた自分から誘ってしまう。

そのうち、つまらないを通り越して、むなしさがこみ上げてきます。自分の心に嘘をついて、合わない人に合わせてる息苦しさがたまらなくなってくる。そして限界に達すると、その相手と距離を置くようになります。

「こんな偽りの友達ごっこをするくらいなら、ひとりの方がいい」

そしてまたひとりに戻ります。

会社のお昼休みもおおむねこんな感じです。さすがにまったく付き合わないと業務に支障が出るので、「仕事が残ってるから自席で食べます」など言い訳をつけて、息抜きできる時間を確保します。

とっておきの友達だけで構成される素直な人の友好関係は、狭くてディープ

とっておきの友達だけで構成される素直な人の友好関係は、狭くてディープの記事画像

数年にひとり現れる、素直な人にドンピシャで波長が合う人

悲しい話が続きましたので、最後は希望のある話で締めましょう。

実は素直な人の友好関係はまるでだめかと言うと、そうでもありません。友達になれる人の数こそ絶対的に少ないものの、“当たり”の人はかなり高い確率で親友になってくれます。普通の人が広く浅く多くの友人を持つのに対して、素直な人は少数精鋭で深い友好関係を築きます。

ただし、当たりの人に出会えるのは数年にひとりと思ってください。私の感覚だと、5年にひとりといったところでしょうか。

もしその人に出会えたら、30分もおしゃべりしただけでピンときます。逆に言うと、この感覚を得られない人はハズレです。

素直な人の価値をわかる人が波長の合う人

当たりの人の最大の特徴は、“素直な人の価値とおもしろさをわかってくれること”です。

これまで見てきたように。普通の人にとって素直な人とは、どちらかといえば”変わった人”です。「変わってるね」と言われるのは、まだましな方。ひどいと、”お近づきになりたくない人”に区分されます。

ところが当たりの人は、素直な人のことを「おもしろい」と言ってくれます。初対面でしばらく話した後、唐突に「おもしろい人ですね」と感想を述べます。嘘みたいな話ですが、2・3人にそう言われました。いったいなにがおもしろいのか当人にはさっぱりでありますが、歓迎されているのでよしとしています。

当たりの人には、素直の人の生き方や考え方、あるいは会話における反応が、普通の人とは違うとわかるのでしょう。これは素直な人を警戒する人も積んでいる感知センサーですが、感知した後で「いいじゃん」と判断してしまうのが大きな違いです。いったいどうしてなのか、不思議でなりません。

正直に自分の思いを語り、生き方に軸がある人は魅力的

類は友を呼ぶと言いますが、当たりの人には素直な人との共通点があります。

それは、初対面の相手であっても遠慮せずに、自分の思いを偽りなく話してくれるところです。とても正直なんですね。だからこちらも「同じように話していいんだ、変に思われないんだ」と安心できます。

じゃあ、当たりの人=素直な人かというと、そうでもない。中には、自分のやりたいことや望みを我慢しながら生きていて、「ダークな私が中にいるの」なんて言ってのけた人もいました。自分の思いを押し殺しながら生きていくだなんて、私にはとてもできません。それでも、「自分の黒い部分を、ちゃんと抱きしめて生きていける強さも素敵だなぁ」と感動したのでありました。

そう、軸のある生き方をしている人、と言えるかもしれません。これまで出会った当たりの人は、「自分はこう生きるんだ」という軸があり、それについて長々と語れる人たちばかりでした。

(以前書いた、自分の軸を持つことについての記事はこちら)

いつか必ず出会える。最高の友達に

素直に生きていると奇異の目で見られることが多く、友好関係では自信をなくしがちです。私なんて一時期は、神社に行くと「同性の友達をください」とお祈りしていたほどでした(笑)。友達欲しさに、インターネットの掲示板で知らない人に会い続けたこともあります。

でも、ここ数年は吹っ切れました。合わない人に無理やり合わせても不毛なだけですし、相手にも失礼です。それだったら、本当に気が合う人を見つける他ないなぁと。見つけるというより、見出すと言った方がいいですね。闇雲に人と会っても疲れるだけなのは、一度やってみてよくわかりました。だから、機会を待った方がいいと思います。

淋しかったら、心の隙間を埋められるなにかを探してみてください。私は毎年変わるほど趣味が豊富なので、そちらで気を紛らわすことができました。それから、人のかわりに猫の友達が増えたことも大きいです。猫って通いつめると、顔覚えてくれるんですよ(笑)。

5年、10年と長い期間友達ができないことが、これまでの人生で何度もありました。だから、友達ができない、続かないと悩んでいる人もどうか希望を捨てないでください。そのうちばったり、あなたの魅力や価値をわかってくれる友達に出会える日がやってきます。

コメント

  • スミカさん!とてもこの記事気になりました。
    私は他の人より、人と仲良くなるのはめちゃめちゃ早い(顔が広い)のに、気づいたら誰も残ってない、相手の方からは私の方に来ない、ひどければ音信不通と言うことが小さい頃からよくありました。
    そして、自分なりに気遣いなどしていても、素直とかはっきり言うなどと言われてきました。
    また、長い友達が全くと言っていいほどいません。ただ私が性格悪かっただけと言うのもあると思うのですが、少しこの記事を読んで私にも当てはまっているのではないかと思いました。
    長くなってしまいましたが、スミカさんはどうして自分が”素直”だから普通の人とは距離を置かれると考えたのでしょうか?
    どのような過程があったのか、良ければ教えていただきたいです。
    18歳女子より

    by SA0 €2017年7月24日 10:30 PM

    • こんばんは、SA0さん。コメントありがとうございます(^.^)
      内容を拝見して、私もいろいろと考えるものがありました。

      この1週間ほど忙しいので、お返事まで少しお時間をください。
      私は長文派ですので、きっと内容が長くなると思います(-_-;)

      このコメント(投稿の際はメールでご連絡します)か、
      長すぎるようなら記事の形でご回答したいと思います。

      by スミカ €2017年7月24日 11:44 PM

  • スミカさん、はじめまして。
    偶然たどりついた記事だったのですが、無茶苦茶共感しました!ありがとうございます!
    わたしもよく「素直」「馬鹿正直」と言われるのですが、同性の友達ができず、ずっと悩んでおり神社に祈ったことあります!笑!
    友達グループの中に頑張って入るのですか、心のない会話がつまらなくて「自分はなにやってんだろ」と虚しくなり、グループを抜けてしまいます。でも一人になって寂しいからまたグループに入って…の繰り返しでした。
    私をおもしろがってくれる友人がたまーにできるんですが、それも「5年にひとり」くらいなんだな、と思うと気が楽になりました。まずは趣味にいそしもうと思えました。ありがとうございました。

    by 海 €2017年8月5日 10:53 AM

    • 海さんへ。ご覧いただき、ありがとうございます。お役に立てたようで、よかったです。

      この記事は意外と反響があるので、近いうちに続編を書こうかなと思っています(^.^)

      趣味を通じた友達作りがなかなかいいと思いますよ。でもリアルのサークルとかだと結局またグループうんぬんになってしまうので、趣味関連のTwitterを始められるのがおすすめです(私もお絵描き系Twitterを始めたら、雑談できる人が何人もできました)。フォローしてくれた人にフォローを返し、そのお礼でメッセージを送ると会話が弾むことが多いです。

      お互い無理に焦らず、気長に行きましょ(^.^)

      by スミカ €2017年8月10日 1:13 AM

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子供の頃6年近くに及ぶイジメを経験。大人になってからはなぜか会社運が悪く、お局社会やクラッシャー上司にぶち当たり、トホホな人生を歩む。心の癒しは猫。人友より猫友が多いのがひそかな悩み。★お悩み相談はワオミーで受付中です→ [詳細]

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